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Posted by TI-DA at

沖縄、ついにヤマトから独立へ

2013年04月01日

 今日から卯月(うづき)、新年度の最初の日だ。
 4月1日はエイプリルフールだ。エイプリルフールだからといって、ブログの標題を表題を「沖縄独立へ」としたのではない。

 私は、明治いらいの近現代史の中で、時の政権から沖縄は常に差別され、今なおウチナーンチュは日本国民として扱われていない現実の中で、沖縄は一層日本国から独立した方が良い、と真剣に思っている。
 沖縄の人口は140万人を超えている。国際社会には人口100万規模の独立国がたくさんある。

 今朝(4月1日)の地元二紙朝刊によると、来る5月15日「琉球民族の琉球民族による琉球民族のための学会」と定めた「琉球民族独立総合研究学会」というものが正式発足するらしい。
 許されるならば(会員資格のうえで)私も学会に加わりたい。
 学会の設立趣意書によると、「薩摩侵攻、琉球処分からオスプレイの強行配備までを挙げ『日米による琉球差別であり、植民地支配』」「日本人は琉球を犠牲にして『日本の平和と繁栄』を享受し続けている」と批判しているとのこと(4月1日沖縄タイムス)。

 ヤサ、ヤサ、アタトーン(そうだ、そうだ、その通り)。
 私の1995年いらいの国会活動でつくづくその通りだと思う。
 かつて「反復帰論」が主張されたが、当時高校生のテルヤ少年は、平和憲法の下に復帰すれば、アメリカの軍事支配の不条理と苦しみから「解放」されると信じ、「祖国日本」に淡い期待を抱いていた。その期待は、裏切られ、毎日毎日ワジワジーしている。
 結局のところ、ウチナーンチュを差別し、犠牲を強いている張本人(犯人)は、ヤマトの国であると知った。

 世界各地の独立過程を研究し、国連の各種委員会に参加し、太平洋島しょ国との連携構築も目指す、という「琉球民族独立総合研究学会」の設立に大いに期待し、賛同する。

4月1日 17時20分  

Posted by terukan at 17:23

【憲法コラム】「国民主権」か「国会議員主権」か

2013年04月01日



 国家には主権があることを前提とした上で、国家の意思の最終的かつ最高の決定権が国民に帰属することを示す憲法上の原理もしくは政治理念を国民主権と呼ぶ(『三省堂憲法辞典』)。一般的には主権在民とも称される。

 大日本帝国憲法(明治憲法)では、天皇主権であった。日本国憲法は、「主権が国民に存することを宣言し」(憲法前文)、第1条で天皇の地位が「主権の存する日本国民の総意に基く」と規定しており、国民主権主義である事は明白だ。

 ところが、自民党などの国会議員には、国民主権を国会議員主権と勘違いする者が多い。恥じ入るばかりだ。去る3月、いわゆる「一票の格差」訴訟で、高裁・支部が「違憲・無効」(2件)、「違憲」(12件)、「違憲状態」(2件)の厳しい判決を宣告した。

 一票の価値の平等を実現する選挙制度改革の怠慢を続ける立法府(国会)の責任が問われたのだ。この一連の判決に、自民党中谷元議員が憲法審査会で、「国会が決めた選挙のあり方について、違憲とか無効とか、司法が判定する権利が、三権分立上許されるのか疑問だ。立法府への侵害だ」と息巻いたらしい(3月27日付朝日新聞「天声人語」)。
 この論理こそ、まさに国会議員主権の考え方。そして、国会議員主権の考え方を基本に、憲法96条改正の主張がある。恐ろしやー、恐ろしやー、憲法96条改正。




(2013年4月1日 衆議院議員 照屋寛徳)  

Posted by terukan at 00:00憲法コラム

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