社民党

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Posted by TI-DA at

衆議院解散へ―何のための、誰のための選挙か?

2014年11月21日

 衆議院は今日の午後の本会議で解散され、12月2日公示・12月14日投開票となることが、ほぼ確定した。

 去る11月16日の沖縄県知事選挙で、オナガ候補の応援に没頭していた私にとっても、予期せぬ突然の解散である。
 一体、今度の解散総選挙は、何のための、誰のための解散なんだろうか。全く理解不能だ!

 多くのマスコミ報道や識者の評論にあるように、国民の目には「大義なき解散」に映り、実状は安倍政権と安倍総理本人の「延命」のための解散である。
 
 安倍総理は「自民党マニフェストにない消費増税(8%から10%へ)の一年半先送りで、国民の信を問うための解散」だと強弁する。だが、苦しい弁解に過ぎず、国民の納得を得ることは到底できないだろう。

 実際に、今日の朝日新聞によると、同社の緊急全国世論調査では、解散理由「納得せず」が65%、内閣不支持40%、支持39%で不支持が上回っている。
 いかに衆議院解散が総理の専権事項とはいえ、解散権の濫用は許されない。

 しかも、解散総選挙で使われる費用は約700億円だと言われている。そのようなお金(予算)は、保育や教育、医療、介護、年金の充実、若者の雇用創出のためにこそ使われるべきではないか。

 結局、今度の解散総選挙は、アベノミクスの失敗を隠ぺいし、沖縄県知事選の大敗をリセットしようというものだ。現有議席を減らそうとも、負け幅の少ないうちに解散し、安倍独裁政権の長期化をめざした私利私欲に過ぎない。解散総選挙で問われているのは「安倍政治」そのものだ。

 私は、オナガ新知事を国政でしっかり支え、辺野古新基地反対など沖縄の誇りとウチナーンチュの尊厳を守るために、衆議院沖縄2区に立候補して頑張るつもりだ。

 同時に、憲法改悪反対、集団的自衛権行使容認で「戦争ができる国」へと暴走する安倍政権に強く対峙していくためにも、予想される自公候補に必ず勝つ。
 原発のない沖縄から原発再稼働反対、自然エネルギー100%社会の実現を掲げてたたかう。TPP、労働法制の改悪にも反対だ。国民一人ひとりの「いのちとくらし」を守るため、解散総選挙を勝ち抜く。


(10月17日、安保委員会)

11月21日 11:00
  

Posted by terukan at 11:25

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