社民党

イラク日報隠ぺいと辺野古新基地懸絶反対

2018年04月11日

 自衛隊イラク派遣部隊(陸自・空自)の日報隠ぺい問題は、この国の文民統制(シビリアンコントロール)の機能不全を如実に物語っている。怒り心頭だ。4月2日の発覚と小野寺防衛大臣の公表・謝罪後、毎日のようにワジワジー(怒っている)している。週明け以降、真相究明と責任追及で国会も大波乱の様相を帯びている。
 文民統制(ジビリアンコントロール)とは、民主主義国家においては、政治が軍事に優先する、すなわち軍人は文民(政治家)に服従することとする大原則だ。
 だが、4月2日以降判明した自衛隊イラク派遣部隊(陸自・空自)の日報隠ぺい問題は、判明した事実の限りにおいても、文民統制(シビリアンコントロール)の機能不全を証明している。
 自衛隊という巨大な実力組織の中で文民統制が機能しないと、かつて「天皇の統帥権」の名の下に軍部が独走し、悲惨な戦争へと突入した歴史を想起せざるを得ない。軍部の独走を許しては断じてならない。

 さて、4月7日、米軍キャンプ・シュワブ前の座り込み闘争「毎月第1土曜日」県民大行動に参加した。主催者のオール沖縄会議の発表で、500人以上の市民が結集した。
 私は、連帯挨拶の中で、「辺野古新基地は米海兵隊が効率的に戦争をするためだけの目的で造られる。それをアメリカに従属する安倍政権が国家権力総がかりで沖縄の民意と不戦の心を圧殺して強行している。イラク日報隠ぺい事件と辺野古新基地建設の根っ子は一緒だ。週明け以降、両方に怒りの声を挙げ、創造的闘いに決起しよう」、と呼びかけた。
 沖縄平和運動センター議長の山城博治、稲嶺進前名護市長も姿を見せも意気軒昂に闘い続けることを誓い合った。
イラク日報隠ぺいと辺野古新基地懸絶反対

 4月8日

Posted by terukan at 10:50
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