社民党

全基地閉鎖を視野に最大規模の抗議行動

2012年10月26日

 オスプレイ配備に反対する県民大会実行委員会が10月25日、重大な決定をした。
 
 12月中旬をめどに県内41市町村長、市町村議会議長、県議らが上京して、野田総理に抗議要請行動をすることを決めたのである。
 沖縄の民意を無視する政府に、復帰後最大規模の抗議要請団を組織して、強行配備されたオスプレイの撤去を求めるようだ。抗議要請行動には、総理官邸や国会議事堂前での座り込み、5千人規模の抗議集会の開催なども含まれている。
 沖縄のオスプレイ配備反対(撤去要求)の強い意志を総理に直訴し、全国民に訴えるのが狙いである。

 昨日の県民大会実行委員会の議論と総括の中では、政府が直訴を無視するのであれば、「全基地閉鎖」の要求を突きつける、との声が挙がったようだ。沖縄からの止むに止まれぬ「最後通告」である。それぐらい、沖縄への構造的差別と犠牲の強要に対する怒りは高まっている。
 識者は、1956年の「島ぐるみ闘争」の再来だ、と評している。

 野田総理よ、民主党政権よ、ヤマトの政治家よ、沖縄を甘く見るなよ。
 不条理、理不尽な日米両政府を必ずや「ウチナーの怒り」は撃つであろう。

全基地閉鎖を視野に最大規模の抗議行動

10月26日 13時45分

Posted by terukan at 13:51
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