社民党

米兵が土足で寝室に不法侵入する

2013年05月08日

 沖縄で米兵の事件が絶えない。米兵事件による不安と恐怖の連鎖は続く。

 連休日の5月5日、沖縄市美里のアパートの一室に、住人の女性の通報で現行犯逮捕されている。
 容疑者は、嘉手納基地所属の海軍兵マリオ・ロメロ。同容疑者は、基地内でビール瓶5本を飲んだことは認めているが、「悪いことはしていない。捜査に協力しない」と飲酒検知も拒否しているようだ(5月6日付沖縄タイムス)。

米兵が土足で寝室に不法侵入する
(5月6日付「沖縄タイムス」社会面)

 新聞報道によると、マリオ・ロメロ容疑者は「ハワイに本拠地のある海軍兵」と自供しており、10日にハワイに戻る予定だったという。そうすると、昨年発生した女性強盗強かん致傷事件のように、沖縄の米軍基地に一時駐留し、任務を終えて帰る直前に犯行を犯した事になる。

 米兵らは、日米地位協定で大きな(沖縄側からは不条理で不平等な)特権・免除を与えられ、沖縄を離れれば、逮捕・訴追される事もあるまいと考えているのかもしれない。全く許せない。とんでもない。怒り心頭だ。
 今回の米兵事件に対し沖縄市婦人連合会の髙江洲恵美子会長は「沖縄市の女性は夜も安心して家で眠れない」とコメントし、怒っている。当然だ。

 米軍人・軍属による犯罪の恐怖の連鎖を断ち切るには、もはや米軍基地の撤去しかない。

5月8日 12時10分


Posted by terukan at 12:17
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