社民党

発言撤回では済まないぞ、高市さん

2013年06月20日

 高市早苗自民党政調会長が、東京電力福島第一原発事故で「死者が出ていない」として、原発再稼働を積極推進する、との主旨の発言を撤回した。
 高市氏の上記発言に対しては、自民党福島県連からも「発言は現状認識に乏しく、県民への配慮もない、不適切なものだ。強い憤りを感じる」と抗議文を突きつけられた。
 私も昨日のブログで強く批判した。同時に、高市氏の歴史認識や従軍慰安婦の強制性の否定発言に関し、政治家としては失格で、「高市早苗」ではなく「高市さなぎ」のままだ、と言い切った。

 今回の高市氏の「原発事故で死者なし」発言の撤回も、被災者や与野党から強い批判を受け、都議選や参議院選挙への悪影響を考慮したパフォーマンスにすぎない。
 高市氏は「(発言が)誤解されたのであれば、しゃべり方が下手だったのかもしれない」等と釈明するが、しゃべり方の上手、下手ではない。最大与党の政調会長の情けない程の誤った現状認識、政治家としての原発事故に向き合う姿勢が問われているのだ。

 高市氏よ、発言を撤回するなら、福島に行って被災者の方々に土下座して謝罪せよ。
 ついでに、原発政策を巡る自民党本部と福島県連の「二股公約」のインチキについても有権者に本音で語れ!

6月20日 14時20分

Posted by terukan at 14:24
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