社民党

那覇市議会の辺野古埋め立て承認への抗議意見書

2014年01月08日

 那覇市は沖縄の県都であり、沖縄初の中核市である。その那覇市議会が1月6日、辺野古埋め立てを承認した仲井眞知事へ強く抗議するとともに、辺野古移設断念を含めたあらゆる基地負担軽減策を早急に実行するよう政府に要請することを求める意見書を賛成多数で可決した(意見書全文はコチラ)。

 同意見書は、去る12月25日、安倍総理が仲井眞知事との会談で語った「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止」に向けた一連の発言は、閣議決定でもなく担保力のないものであり、いわゆる口約束にすぎない、と厳しく指弾している。
 私も再三再四ブログに書いたように、「口約束」「空手形」なのだ。

 同意見書は、続けて次のように論及する。
 「当日の安倍首相の基地負担軽減策などの説明に対し、仲井眞県知事の「驚くべき立派な内容に140万県民を代表して感謝する」との発言は、県民の思いと大きくかけ離れたものであり、県民の落胆は計り知れないものがある」――と。
 全く同感だ。私は、「驚くべき立派な内容」ではなく、「驚くべき立派な裏切り」だ、と批判した。私は那覇市議会の意見書を全面的に支持するものだ。

 さて、1月9日、10日と沖縄県議会の臨時会も開かれる。
 是非、この場で政府権力に屈服し、多くの県民を裏切った、政治信念なき仲井眞知事を徹底的に追及し、立往生させて欲しい。
 すでに、「辺野古違法アセス訴訟」の原告団、弁護団は、来る1月15日、辺野古埋め立て承認取消訴訟を提起することを決定している。

 1月6日いらい、社民党県連、連合沖縄、自治労県本などの旗びらき、浦添市の新年会などが続いている。
 今日は、「名護市長選稲嶺ススム勝利総決起大会」もある。
 各旗びらきでは、名護市長選を勝利しようとの声が強い。私も、名護市長選勝利まで沖縄を離れないで全力を尽くすつもりだ。

1月8日 14時35分
 
那覇市議会の辺野古埋め立て承認への抗議意見書
社民党沖縄県連合旗開き=1月6日
 

Posted by terukan at 14:40
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