社民党

やっぱりオスプレイは欠陥機だ、すみやかに撤去せよ

2015年05月19日

 5月18日(日本時間)、米ハワイ州で米海兵隊のMV22オスプレイが墜落・炎上し、1人が死亡、21人が負傷する大惨事の事故が発生した。

 墜落事故を起こしたオスプレイは、現在米軍普天間基地に24機配備され、沖縄本島中で訓練飛行を繰り返しているオスプレイと同型機だという。

 今回のハワイにおける事故について、米軍は事故原因を公表しておらず「着陸失敗」と報じているが、「墜落・炎上事故」である事は間違いない。「着陸失敗」は事故を軽微に見せようとする米軍の情報操作にすぎないだろう。

 開発中から墜落事故等が頻発するオスプレイは、もはや言い逃れが許されない欠陥機である。
 沖縄県民は、MV22オスプレイの普天間基地強行配備に強く反対し、訓練飛行の強行に怒りの声をあげ、オスプレイの撤去を強く求めてきた。

 ハワイにおける今回の事故で、一層県民の墜落の恐怖は高まっている。翁長知事も事故原因究明までの飛行停止を求めている。ところが、中谷防衛大臣をはじめ、政府は「運用は米軍の判断だ。安全性は十分に考慮されている」などと、米軍の言いなり、米軍従属の態度で国民の命の安全への配慮は全くない。本当に怒り心頭だ。更に、政府は2017年から米空軍のCV22オスプレイ戦闘機を横田基地に配備をする、と明言している。

 先に私のブログにも書いたが、CV22オスプレイは米海兵隊のMV22オスプレイよりも事故率がはるかに高い欠陥機である。在沖米軍基地の嘉手納とトリイ(読谷村)に駐留する特殊作戦部隊と連動し、沖縄でも低空飛行訓練、夜間飛行訓練を強行し、沖縄の基地負担が増大し、多くの県民が恐怖と不安、事故の危険に遭うことは間違いない。
 
 MV22オスプレイを一日も早く普天間基地から撤去するよう強く求め、CV22オスプレイの横田基地配備にも断固反対する。

5月19日 

Posted by terukan at 14:50
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