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Posted by TI-DA at

日米の暴虐と沖縄の抵抗-辺野古新基地建設反対の現場から-

2015年02月23日

 昨日(2月22日)、「止めよう新基地建設!国の横暴・工事強行に抗議する県民集会」が実行委員会の主催で開催された。

 私も実行委員会の共同代表の一人として、他の沖縄選出5人の野党国会議員らと共に参加した。
 当初は、県民集会前の早朝から国会議員や県議団が一緒に海上抗議行動をする予定であった。そのつもりで早起きし、長男の大河県議と次男の秘書と共に自宅を出発する直前に、「天候不良で波高く中止」との連絡が入った。
 しばらく、午後からの集会に向けて自宅待機していると、「山城博治(平和運動センター)ほか1名が拘束され基地内に連行された」とのネット記事を感知した。すぐにキャンプ・シュワブゲート前に向かった。

 ゲート前の闘争現場に到着すると、不当拘束に抗議し、早期解放を求める行動に加わった。キャンプ・シュワブゲート前は、既に大勢の県民、マスコミが殺到していた。結局、再三にわたり県警、防衛局の責任者が出てきて経緯を説明するように、と求めたが馬事東風。山城博治らが拘束された地点を超えて米軍・県警が主張する基地内侵入状態が現出されたままに終わった。

 県民集会は約2800人の県民が結集し、実行委員、現地闘争団代表、社民党吉田党首、共産党小池議員、高校生代表らが、辺野古新基地建設へ暴走し、国家権力の総力を行使しての暴虐とそれに屈せず闘う沖縄の抵抗が語られ、全参加者で思いを共有した。多様で不屈の闘いの意思が表明された。





 県民集会を終え、直ぐに山城博治らとの接見、抗議と釈放要求のため名護警察署に向かった。
 名護署は抗議の県民が押し寄せる事を想定して、正門、裏門を閉ざし、多くの警察官を配置した。


名護署は多くの県民に囲まれた


 正門で「弁護士照屋寛徳だ」と名乗り、接見を求めたが、すぐの対応を拒絶され10分程度の接見妨害を受けた。山城博治ほか1名と接見し、拘束時のケガの有無、拘束時の状況、拘束後基地内連行の経緯等を聞き、二人を励まし、「明日送検されるが、立件のうえ刑特法違反で起訴されることはない。2~3日の休養のつもりで留置場で頑張れ」等と話し、接見後に、名護署前に押し寄せた500人程の県民に二人の様子を伝えた。

 日米の暴虐に屈することなく、辺野古新基地建設反対のウチナーとウチナーンチュの抵抗は続く。

 このブログをお読みの皆さん!山城博治らの不当逮捕に抗議し、早期解放を求める声も挙げて下さい。今すぐに!

 2月23日


  

Posted by terukan at 18:00

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