テルヤ寛徳のブログ

  

　今日はクリスマス、第188回特別国会も二日目である。
　今日の衆議院本会議は各常任委員長の選任など形式的なもので、所要10分の短時間で終わった。

　11時過ぎ、上京中の翁長雄志知事がひょっこりと来室された。
　翁長知事の上京は、総理や関係大臣への就任あいさつが目的だが、辺野古新基地建設反対を公約に掲げて大差で当選したせいか、総理はじめ関係大臣らは年末の多忙を理由に面談を渋っているらしい。

　昨日は官房長官の秘書官に電話で面会実現方を要望し、今日は今ほど山口沖縄担当大臣に直接電話のうえお願いをした。
　
　それにしても、仲井真前知事とは上京の度に公式・非公式（密会）に会っていたのに･･･。
　もし、関係大臣が嫌がらせで翁長知事との面談を拒否するのであれば、県民の怒りを買うであろう。

　短時間の知事来室の折、互いに知事選挙、衆議院選挙について語り合い、健闘を讃え合った。国政、県政の場における協力も確認し合った。




25日午前、衆2議員会館居室

12月25日　14時40分
  

　第188回特別国会が今日召集された。

　憲法の規定により衆議院解散総選挙後に開かれる国会を「特別国会」と呼んでいる。
　特別国会での初登院は、国会の中央正面玄関から登院し、初の登院ボタンを押したうえ、当選証書を確認した後に、新しい議員バッジを着けてもらう手続きになっている。

　一連の登院手続きを済ませた後、沖縄1区から4区までの小選挙区当選者4人が揃い、各メディアの写真撮影と取材に応じた。改めて4人で翁長知事を国政の場で支えていくことを確認し合った。


沖縄1~4区当選者で結束を確認＝24日午前、国会正面玄関前

　今日午後、衆参両議院の本会議で首班指名がおこなわれ、「第三次安倍内閣」が発足する。第三次安倍内閣を「大惨事安倍内閣」を命名したのは、早稲田大学の水島朝穂教授である。言い得て妙だ。

　たしかに、第三次安倍内閣は自民党一強の国会で辺野古新基地建設、憲法改悪、原発再稼働、TPP交渉参加など、沖縄県民や国民に「大惨事」をもたらしかねない。いや、「独裁政治」によって「戦争国家」へと暴走するに違いない。

　今回の衆議院解散総選挙において小選挙区で5連勝を果たし、この国の「安全保障の縮図」たる沖縄2区で圧勝できた私には、ウチナーウマンチュの民意を背に「大惨事安倍内閣」と厳しく対峙していく責務がある。その決意を固めた初登院であった。


登院ボタンを押し、衆議院職員に議員バッジをつけてもらう＝24日午前、院内


12月24日　11時40分
  

　12月14日投開票の第47回衆議院選挙－。突然の「大義なき」「政権延命」のための解散総選挙でしたが、後援会・保革を越えたウチナーウマンチュの力強い応援をいただき、沖縄2区で自民党公認・公明党推薦候補に圧勝のうえ5連勝することができました。
　弱小社民党の私を応援してくださり、日本で最も米軍基地が集中し、この国の「安全保障の縮図」のような沖縄2区で当選を果たすことができたことを素直に嬉しく思います。

　私の当選は、11月16日の知事選挙でオナガ雄志知事を誕生させた「オール沖縄」「建白書」実現をめざす勢力の勝利であります。
　同時に、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市でも相手候補に6,185票の大差で当選できたのは「辺野古新基地建設反対」、普天間基地は「県外・国外」移設のうえ一刻も早く閉鎖・返還せよ、との強い民意の現れです。
私は、今後もオナガ雄志知事を国政の場からしっかり支え、日米両政府に「辺野古新基地建設反対」を強く主張してまいります。

　今回の衆議院選挙では、当然ながら安倍政権の二年間の政権運営が争点でありましたが、それ以上に沖縄では、4人の自民党公認候補の公約裏切りに対する審判、辺野古新基地建設の是非が大きな争点となりました。
　結果は、自民党公認4候補が落選（全員が比例復活）しました。まさに、沖縄から自民党政権への「民意の反乱」です。
　
　安倍政権は、沖縄における民意を尊重し、辺野古新基地建設を即時断念すべきです。

　今日はこれから辺野古の闘争現場に当選報告と国政の場で共に連帯して闘っていく決意表明に行ってまいります。

　衆議院選挙については、後日詳しい分析を書き綴るつもりです。
　まずは、ブログをご覧くださっている皆さんに当選のご報告まで。イッペー、イッペー、ニフェーデービタン！


12月14日午後8時過ぎ、宜野湾市長田の選対本部

12月16日　9時50分
  

　本日（12月2日）、いよいよ衆議院議員選挙が公示されました。
　宜野湾市長田交差点におけるテルヤ寛徳「第一声」の概要は以下の通りです。
　12月14日の投票箱が閉まるまで、皆さんの大きなご支持ご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします（スタッフより）


出発式で第一声＝宜野湾市長田交差点

◎決意表明
　社民党衆議院議員候補のテルヤ寛徳です。安倍総理による大義なき解散、政権延命だけの解散による衆議院選挙が始まりました。市民のみなさん、支持者のみなさん、ウチナーンチュの誇りと尊厳をかけて、ウチナーンチュに基地負担と犠牲を強いる安倍政権に、この宜野湾市長田から東京永田町へとウチナーンチュの民意の反乱を示していこうではありませんか。

　今度の解散総選挙、もちろん安倍政権の２年間の政権運営が問われております。何よりも最大の争点はあのちゅら海、辺野古を埋め立てて海兵隊が戦（いくさ）をするための新基地を造らせてはならない。辺野古新基地建設阻止を、私たちみんなで解散総選挙を勝ち取って示してまいりましょう。

　さらに、沖縄における今度の衆院選のもう一つの最大の争点、政治家にとって命である有権者との公約を政府の圧力と金力に屈して見事に裏切った４人の自民党衆議院議員に対する厳しい有権者の審判を下していく選挙にしようではありませんか。

　お集まりのみなさん、私は国会議員初当選以来、自らの政治信念として「ウチナーの未来は、ウチナーンチュが決める！」、ヤマトの大物政治家にはない、ましてや官僚や役人ではない、私たちウチナーンチュの知恵と力を結集して、ウチナーの平和で豊かな未来を創っていこうと活動を続けてまいりました。

　今度の総選挙も勝ち抜いてテルヤ寛徳、愚直なまでにウチナーにこだわって、ウチナーにしっかりと軸足を据えて（沖縄）２区管内の皆さんだけではなくて、ウチナーウマンチュのためにウチナーンチュ一人ひとりの人間の尊厳を守るために全力を尽くして闘ってまいります。

　どうか、社民党衆議院議員候補のテルヤ寛徳にみなさんのお力を、そして有権者お一人びとりの勇気ある１票１票を賜りますよう心からお願いを申し上げて決意表明と挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。がんばります！


中城村にて


北谷支部の皆さんと

12月2日