社民党

またもや、またもや、米軍ヘリ不時着

2018年01月24日

 昨夜は、名護市において「稲嶺ススム市長必勝総決起大会」が開催され、私も参加した。
 会場には市内外から大勢の市民が詰めかけ、大盛況であった。緊張感もあり、熱気もあって、文字どおり稲嶺ススム市長3選へ向けての「総決起大会」となった。
 翁長知事、21日の南城市長選挙で初当選した「オール沖縄」の瑞慶覧朝敏氏も駆けつけてくれた。元衆議院議長の横路孝弘氏の顔もあった。

 2月4日投開票の今度の(いや、今度もか)名護市長選は、「辺野古が唯一」と言い募ってウチナーの民意を無視し、国家権力を総動員して辺野古新基地建設を強行する安倍政権との闘いである。絶対に負けるわけにはいかない。

またもや、またもや、米軍ヘリ不時着
1月24日付沖縄タイムス1面

 今朝は午後からの本会議に合わせて早い便での上京となった。早起きして地元2紙に目を通して驚いた。早朝からワジワジーして食欲もわかない。

 またもや、またもや、米軍普天間基地所属AH1Z攻撃ヘリの不時着事故が発生した。
 地元2紙やテレビ各局の報道によると、23日午後8時5分ごろ、渡名喜村の村営ヘリポートに不時着したのだ。今月になって3件目の不時着だ。まさに異常事態だ。いや、戦時の非常事態に近い。

 不時着以外にも、先月は米軍ヘリからの保育園、小学校への部品落下事故も相次いだ。
 今や多くの県民が”言葉を失う”ほどの不安、恐怖、怒りの心情にある。在沖米軍機の飛行停止と普天間基地の即時閉鎖・返還を求める声は頂点に達している。普天間基地や嘉手納基地に向けられた怒りを形にすべく、具体的な闘いも始まった。

 かかる沖縄での米軍ヘリ事故続発に対し、安倍政権は対米従属でアメリカの言いなり、強く抗議すらできない。全く情けない。沖縄差別も極まれり、だ。(もっとも安倍政権は、沖縄県民を憲法上の国民とは思っていない)

 22日の安倍総理の所信表明演説で「これからも、日米同盟の抑止力を維持しながら。沖縄の方々の気持ちに寄り添い、基地負担の軽減に全力を尽くします」「学校や住宅に囲まれ、世界でも最も危険と言われる普天間飛行場の全面返還を一日も早く成し遂げなければなりません」等と語った言葉が何とも白々しく虚しい。

 安倍総理よ、普天間基地を即時閉鎖・返還するよう対米交渉せよ。(言ってもムダか。県民が総決起するしかない)

1月24日 17:30

Posted by terukan at 17:52
このページの上へ▲