社民党

恐怖の翼、昼も夜も、25市町村上空飛行

2012年08月31日

 一昨日夕方から昨日の午前中、自治労第84回定期大会出席のため、函館市に行ってきた。昨日の函館市は「歴史的な猛暑」「記録的な猛暑」であり「かつて経験したことのない暑さ」であった。

 明日から9月だというのに、「猛暑」「残暑」は厳しい。それでも自然界に眼をやると「小さな秋」を見つけるようになった。

 仕切り直しとなった9月9日の「オスプレイ配備反対県民大会」も間近に迫ってきた。沖縄中で欠陥機オスプレイ配備反対の機運が高まる中、地元紙には様々な創造的闘い(意思表示)が確実に拡がっている事を実感する記事が増えている。

 今日(31日)の琉球新報記事には、「エイサー、フラで『NO!』」「心一つ赤で踊る」との見出しで、沖縄市婦人連合会やフラダンスメンバーが、県民大会場において、統一カラーである赤の衣装をまとい、エイサーやフラダンスでオスプレイ配備反対を訴える、と報道している。
 「シタイヒャー(やったね)」「ウチナーイナグヤ チューバードー(沖縄の女性は強いぞ)」

 31日付の琉球新報は、1面~3面、28面~29面とオスプレイ配備に関する記事を詳細に報じている。

恐怖の翼、昼も夜も、25市町村上空飛行
31日付琉球新報記事

 大見出しで「25市町村上空飛行」「県全域で日常化」「傍若無人に空往来」「生活脅かす欠陥機」「恐怖の翼、昼も夜も」とMV22オスプレイ配備に関し、米軍が作成した環境審査書を分析し、25市町村上空を欠陥機オスプレイが飛行し、県民の住宅地上空が〝訓練地″〝訓練場″と化すだろうと警告する。

 「ナー イチデージ(もう、一大事だ)」日米両政府はウチナーンチュの生活と人命を軽視している。

 多くの県民の住宅地上空を欠陥機オスプレイが訓練さながらに飛び交うと墜落事故、爆音被害、自然破壊は深刻で恐怖は高まる。過去の米軍機事故による悲惨な被害の記憶も県民の脳裏に突き刺さったまま、またもや犠牲を強いられようとしている。

 対米従属の政府は、ウチナーの声を無視してスケジュール通りに、米海兵隊のオスプレイ配備を容認する姿勢だ。
 民主党、自民党、公明党、大阪維新の会、その他の政党化を企む政治家達も、沖縄の犠牲と負担には無関心、思考停止、同情するふりだけだ。

 ウチナーが決起する以外にない!

8月31日 12時00分

Posted by terukan at 12:59
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