社民党

台風の沖縄、猛暑の東京-国会は暴風域寸前-

2012年08月27日

昨日(8月26日)は、各党国対委員長によるNHK「日曜討論」に出演し、番組終了後に沖縄へ戻り、地元日程をこなす予定だった。ところが、大型台風15号が沖縄を襲来し、陸・海・空の交通がストップしたため戻れず、そのまま東京に残った。

 昨日から今朝にかけて、台風情報に神経過敏になっている。「台風銀座」沖縄とはいえ、過去最強級とされる台風15号である。被害が心配だ。
 
 昨日は、台風15号の影響で6万戸以上が停電したようで、わが家の固定電話も朝から不通だ。
 旧盆に合わせて、夏休み最後に里帰り中の東京の孫二人は「台風でどこにも出かけられない」と悔やんでいる。まぁ、台風という自然の猛威を体験するのも大いに結構なことだ。
 
 このブログを書いている段階で、沖縄地方は暴風圏を抜けていないようだ。吹き返しの強い風もあるので、厳重な対策を執られるよう願っている。

 台風の沖縄を心配しながら、私は猛暑の東京にいる。
 
 国会は、いよいよ最終盤のヤマ場を迎えた。
 民主党は、今日にも政治倫理・公選法改正特別委員会で衆議院選挙制度改革法案を単独採決し、明日の本会議に上程する動きである。
 国会議員の選出方法を定める選挙制度は、民主主義と議会制度の根本である。民主党は各党の協議を尽くさず、野党全会派が抗議し、欠席する中、民主党案を可決成立させようとしてる。数の暴挙である。

 私は、最高裁が「違憲状態」と判示した「一票の格差」是正は、国会に課せられた早急の使命だと思っている。同時に、私はこの間、「死に票」が多く、国民の意思をより正確に反映し得ない現行の小選挙区制度を改め、比例区中心(社民党は連用制導入を主張)の選挙制度改革によって「一票の格差」を是正すべき、と主張してきた。

 ともあれ、仮に民主党単独で強行採決のうえ、衆議院で可決・通過させたところで、野党多数の参議院での成立は見込めない。
 
 その参議院では、8月29日にも野田総理問責決議案が提出されそうな雲行きである。
 私は、消費税増税、TPP推進、原発再稼働、普天間基地へのオスプレイ配備強行の野田内閣は信任に値せず、一日も早く解散・総選挙で国民の信を問うべし、と考えるものである。

 民主党もダメ、自民党はもっとダメ。

Posted by terukan at 09:41
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