社民党

総理官邸前の脱原発、再稼働反対の抗議行動

2012年08月25日

大型で非常に強い台風15号が沖縄地方に接近している。台風15号は速度が遅い。だが、沖縄地方を直撃する予報であり、最大瞬間風速70メートルに達するようだ。

 私のほうは、昨日の本会議を終えてから沖縄に戻った。今日の夕方には解散総選挙に向けて「後援会(選対)事務所開き」を予定している。今のところ台風15号の進路を気にしながらも予定通り開催するつもりだ。
 ところが明日には、各党の国対委員長によるNHK日曜討論があり、那覇発羽田行きの最終便が飛ぶかどうか、やきもき、イライラしている。

 イライラしても天候はどうしようもない。まさに、「明日の天気は変えられないが、明日の政治は変えられる」との思いだ。

 さて、昨夕沖縄に戻り、毎週金曜日の総理官邸前における「脱原発」「原発再稼働反対」の市民抗議行動のテレビニュースに注目していた。先に23日付のブログにも書いたが、総理官邸前で大飯原発再稼働に反対する「首都圏反原発連合」の代表らと野田総理は面談している。

 だが、市民団体代表らとの面談で野田総理は、市民団体側の要求をことごとく拒否し、面談は平行線のまま終わっている。そうだろうよ。そもそも野田総理や民主党政権は、本気で「脱原発」や「大飯原発の再稼働中止」「全原発廃炉への政策転換」など眼中にもない。原子力規制委員会の委員人事も来週の国会で強行しようとしているノダ。

 昨夕の総理官邸前の抗議行動を伝えるテレビニュースを観る限り、面談における総理の態度は、市民団体代表らの声に真剣に向き合う姿勢ではなかったようだ。面談は、結果的に怒りの火に油を注いだようなものだ。「脱原発」「原発再稼働反対」は台風15号同様に勢力を増しつつある。

 台風15号の勢力増は迷惑だが、「脱原発」の勢力は大いに強まってもらいたい。

Posted by terukan at 15:08
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