社民党

村山元総理の提言に賛成する

2013年08月19日

 村山富市氏は、元総理であり、社民党の現名誉党首である。
 今日(8月19日)の琉球新報朝刊によると、昨日村山氏が東京都内で記者団に次のように語った、と報じている。
 村山氏は、党の発展的解消も視野に、護憲や脱原発などを軸とした野党再編を目指すべきだとの認識を示したうえで、「(社民党は)このまま行っても先がない。憲法改正など国の命運を左右する課題で党派にこだわらずに結集し、一つの政党になることがあってもいい」と述べたようだ。
 その場合の社民党の役割としては「縁の下の力持ちでいい。全国の地方組織を土台にしながら、そういう運動を起こすことがあっていい」と強調したらしい。

 恐らく、前記琉球新報の記事は、共同通信の配信に基づいていると思う。記事の内容が村山氏の発言を詳細に正確に伝えているのかは分からない。
 でも、記事に見る前記村山氏の発言に賛成する。
 実は、8月16日付の私のブログにも書いたが、去る8月15日、神戸の市民団体が主催する「8・15平和を考える市民集会」で講演を頼まれた。主催者から与えられたテーマは「護憲平和派の結集への道」であった。
 私は講演の中で「(護憲勢力の)結集において、社民党はその一翼になり得ても、主軸ではない」と語った。村山氏の発言を受けて、次期党首選のあり方、党運営のあり方、全国連合、地方組織含めて現在の硬直化した発信のあり方等を反省し、護憲、人権、平和、反原発、反貧困など、小さな違いを乗りこえ、時に小さな違いを残しつつ、野党勢力(ニセ野党で自民党補完勢力以外)を結集する社民党は再出発をはかるべきだ。

8月19日 旧盆ウンケーの日 9時35分

Posted by terukan at 09:38
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