社民党

佐高信・稲嶺進の熱烈対談

2015年11月27日

 11月25日夕方、名護市で評論家の佐高信氏と稲嶺進名護市長による公開「熱烈」対談が実現した。
 会場となった名護市民会館(中ホール)には、230人ほどの市民・県民が駆けつけてくださった。玉城義和県議の見事なコーディネートの下、「熱烈」対談は盛会に終わった。

佐高信・稲嶺進の熱烈対談
25日午後、名護市民会館

 参加した市民の多くからは、対談開前から佐高氏の熱弁を期待する声があがった。いざ始まると、「辺野古新基地建設問題-政府とどう向き合うか」をテーマに、安倍政権と沖縄、抑止力論と辺野古新基地建設、地方自治を破壊する久辺3区への交付金問題、安倍政権とどう闘い、どのような闘いを組織すれば勝利できるか-などについて、予定時間をはるかに超えた活発な議論がなされた。非常に意義深く、聴衆に勇気を与える「熱烈」対談となった。

 対談前には、佐高氏をキャンプ・シュワブゲート前に案内し、非暴力の座り込み闘争を続けている県民を激励してもらった。
 佐高氏は激励あいさつの中で、福島の反原発闘争などを引き合いに「(座り込みに)女性が多い。女性が多く集まる闘いは長く続き、必ず勝利する」と力強く語っていた。
 また、大浦湾の浜辺まで足を運んで「臨時制限区域」を示すフロート(浮具)の設置状況、作業船の配備状況を視察し、浜辺では東恩納琢磨名護市議から米国におけるジュゴン裁判、ジュゴンの回遊状況などについて説明してもらった。

 佐高氏は、座り込み闘争現場、大浦湾の視察、稲嶺市長との「熱烈」対談、市民との語らい、集会実行委メンバーとの懇親会などの各日程をこなす中で一層、辺野古新基地建設反対への思いを強くし、沖縄に構造的差別を強いる「安倍政権を笑い倒す」と決意表明された。ウチナーとウチナーンチュ、多くの名護市民との自立する連帯を約束してくれた。
 
 辺野古新基地建設反対闘争は佐高信氏という百万人力の味方を得た。

11月27日17:00

Posted by terukan at 18:17
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