国策と不条理を撃つ県民の不屈の意思
2017年08月14日
8月12日、猛暑の炎天下で「翁長知事を支え、辺野古に基地を造らせない県民大会」が4万5千人(主催者発表)の参加者を得て成功裡に終わった。 いつもの如く全国紙やテレビの扱いは小さかったが、地元2紙は翌日朝刊で大々的かつ詳細に報じている。
県民大会には、県内各地のほか、ヤマトの県人会や沖縄の闘いに自立する連帯を寄せる多くのヤマトンチュ、海外の平和団体からも参加していた。夏休みのせいか親子連れ、家族ぐるみの参加も多数現認された。当日はとにかく猛暑で、壇上に座っているだけで全身から汗が吹き出し、水分を補給しながらでないと身が持たなかった。

8月13日付地元2紙
いつものように地元2紙の報道から大見出し、小見出しを列記する。
「辺野古新基地ノー オスプレイ撤回を」「国の不条理を撃つ」「民意は揺るがず」「基地反対 命(ヌチ)かじり」「辺野古の青 次代へ」「埋め立て承認撤回へ」「日本の独立、神話だ」「知事、米追従を批判」(8月13日付琉球新報)
「新基地素子諦めぬ」「県民大会知事と一丸、オスプレイ撤去要求」「米追従 政府に憤慨」「知事を後押し決意」「全力で『辺野古NO』」「県民は叫ぶ不屈の心」「炎天下 熱く団結」(8月13日付沖縄タイムス)
これらの見出しを読むだけでも県民大会の熱気が伝わってくると思う。
防衛大臣に代表される安倍政権は、豪州でオスプレイが墜落し、兵士3人が死亡した重大事故が発生しても、米軍に対し「飛行自粛」をアリバイ的に求めるだけで、事故原因の究明すらないまま飛行再開するや平然と容認した。全く情けない。断じて許せない。
沖縄県民の強い反対にもかかわらず、普天間基地に強行配備された米海兵隊MV22オスプレイは、今や沖縄本島全域を訓練場化し、深夜まで訓練飛行をおこなっている。
「未亡人製造機」「空飛ぶ棺桶」などの異名を持つオスプレイは間違いなく欠陥機である。
日米両政府は、一刻も早くオスプレイを普天間基地から撤去せよ。普天間基地を即時閉鎖返還せよ。そのうえでオスプレイ100機が配備されるといわれる巨大な辺野古新基地建設は直ちに断念せよ―。これが県民の願いだ。
そのために、翁長知事を支え、不屈に闘い続ける。
県民大会宣言文は次のように結んでいる。
「私たちは『辺野古新基地建設断念』『オスプレイの配備撤回』『普天間基地の閉鎖・撤去』の実現を日米両政府に強く求める。私たちは、生物多様性を誇る豊かな辺野古・大浦湾の美ら海に新たな基地を造らせない。翁長知事を最後まで支え、地方自治と民主主義・人権を守るため、この不条理に全力で抗い続ける。以上宣言する」
8月13日付の地元2紙を丹念に読み込んでいると、琉球新報の県民大会参加者の声欄に顔写真入りの長男孫・寛成くん(中2)の記事を発見した。
「祖父と父と共に参加した。沖縄ではオスプレイが落ちたり、女性が米兵によって暴行被害にあったりと、安心して暮らせない状況だと思う。平和で安全な沖縄にしたい。そのために議員やいろんな人にも頑張ってほしい。まずは辺野古に新しい基地を造らせないために、みんなで力を合わせ平和をつくっていくために頑張っていきたい」
そうだ、7人の孫(沖縄に5人、千葉に2人)のためにも老体に鞭打って、ウチナーとウチナーンチュの尊厳、平和的生存権を守るべく闘い続けよう、と決意を新たにした。

8月12日午後、那覇市の奥武山陸上競技場

8月14日
県民大会には、県内各地のほか、ヤマトの県人会や沖縄の闘いに自立する連帯を寄せる多くのヤマトンチュ、海外の平和団体からも参加していた。夏休みのせいか親子連れ、家族ぐるみの参加も多数現認された。当日はとにかく猛暑で、壇上に座っているだけで全身から汗が吹き出し、水分を補給しながらでないと身が持たなかった。
8月13日付地元2紙
いつものように地元2紙の報道から大見出し、小見出しを列記する。
「辺野古新基地ノー オスプレイ撤回を」「国の不条理を撃つ」「民意は揺るがず」「基地反対 命(ヌチ)かじり」「辺野古の青 次代へ」「埋め立て承認撤回へ」「日本の独立、神話だ」「知事、米追従を批判」(8月13日付琉球新報)
「新基地素子諦めぬ」「県民大会知事と一丸、オスプレイ撤去要求」「米追従 政府に憤慨」「知事を後押し決意」「全力で『辺野古NO』」「県民は叫ぶ不屈の心」「炎天下 熱く団結」(8月13日付沖縄タイムス)
これらの見出しを読むだけでも県民大会の熱気が伝わってくると思う。
防衛大臣に代表される安倍政権は、豪州でオスプレイが墜落し、兵士3人が死亡した重大事故が発生しても、米軍に対し「飛行自粛」をアリバイ的に求めるだけで、事故原因の究明すらないまま飛行再開するや平然と容認した。全く情けない。断じて許せない。
沖縄県民の強い反対にもかかわらず、普天間基地に強行配備された米海兵隊MV22オスプレイは、今や沖縄本島全域を訓練場化し、深夜まで訓練飛行をおこなっている。
「未亡人製造機」「空飛ぶ棺桶」などの異名を持つオスプレイは間違いなく欠陥機である。
日米両政府は、一刻も早くオスプレイを普天間基地から撤去せよ。普天間基地を即時閉鎖返還せよ。そのうえでオスプレイ100機が配備されるといわれる巨大な辺野古新基地建設は直ちに断念せよ―。これが県民の願いだ。
そのために、翁長知事を支え、不屈に闘い続ける。
県民大会宣言文は次のように結んでいる。
「私たちは『辺野古新基地建設断念』『オスプレイの配備撤回』『普天間基地の閉鎖・撤去』の実現を日米両政府に強く求める。私たちは、生物多様性を誇る豊かな辺野古・大浦湾の美ら海に新たな基地を造らせない。翁長知事を最後まで支え、地方自治と民主主義・人権を守るため、この不条理に全力で抗い続ける。以上宣言する」
8月13日付の地元2紙を丹念に読み込んでいると、琉球新報の県民大会参加者の声欄に顔写真入りの長男孫・寛成くん(中2)の記事を発見した。
「祖父と父と共に参加した。沖縄ではオスプレイが落ちたり、女性が米兵によって暴行被害にあったりと、安心して暮らせない状況だと思う。平和で安全な沖縄にしたい。そのために議員やいろんな人にも頑張ってほしい。まずは辺野古に新しい基地を造らせないために、みんなで力を合わせ平和をつくっていくために頑張っていきたい」
そうだ、7人の孫(沖縄に5人、千葉に2人)のためにも老体に鞭打って、ウチナーとウチナーンチュの尊厳、平和的生存権を守るべく闘い続けよう、と決意を新たにした。

8月12日午後、那覇市の奥武山陸上競技場

8月14日
Posted by terukan at 12:09